Harry Potter and the Philosopher's Stone
Chapter 20 [01:25:12] " Nonsense. Why would Snape put a curse on Harry's broom? " (Hagrid)
curse: 呪い、じゅもん、まじないNonsense.
発音は /nɒnsens/ です。
おさらいですが、ここで注意をしたいのは /n/ です。/n/ は舌を歯茎に付けなければなりません。従って、/n/ の次に /s/ が来ると、舌先が歯茎を離れるときに破裂に似た音が出る瞬間があって小さく [t] のような音が聞こえることがあります。
「ナンセンス」ではなく「ナンツェンツ」のように練習をすることで確実に舌を歯茎に付けることができるようになります。
ˈWhy would ˈSnape ˈput a ˈcurse on ˈHarry’s ˈbroom?
強勢が置かれるのは Why, Snape, put, curse, Harry’s と broom の6箇所です。
「ホワイウツネイプラクァソンハリズブルム」のような発音になります。
Why は「疑問詞」です。「疑問詞」は Why, When, Who, Whose, What, Where, Which, How など 5W1H を尋ねる疑問文を作るものです。これらは内容語で、強く発音します。
もっと細かく分類をすると Why は「疑問副詞」です。他に When, Where, How も疑問副詞です。疑問副詞が他の単語を修飾するときは、「比べてみると」ですが後ろの修飾される単語のほうが強く発音される傾向があります。How much is this? (これ、いくら?) では much、How much money do you have? (いくら持ってる?) のでは money がより強く発音されます。
What は What is this? (これ、何?) では「疑問代名詞」ですが、What time is it now? (今、何時?) では「疑問形容詞」です。「疑問形容詞」も比較をすると修飾される time のほうが強く発音される傾向があります。
Which も「疑問代名詞」と「疑問形容詞」の両方で使われることがあります。
put a curse on 〜 は「〜に呪いをかける」です。