I-24-1500

Harry Potter and the Philosopher's Stone


Chapter 24 [01:45:46] "Now, this one’s been hurt bad by something. " (Hagrid)


ˈthis one’s been ˈhurt ˈbad by something.

one’s been one has been を省略したもので、受け身の現在完了形です。ケガをしたのは過去のことですが、現場にまだ血が残っているくらいですからまだ傷を負ったままです。なので現在完了形を使います。

強勢は、 thishurtbad 3箇所です。this をやや強めに発音しているのは「こいつ」を強調したかったのでしょう。

one’s been の部分は「ワンズビーン」のように思い込んでいると聞き取ることが難しいでしょう。機能語なので口の筋肉はサボりながら弱く短く「ワンズベン」のように発音します。has been は日常でも非常によく使われます。「ハズベン」のリズムになれるようにしましょう。

something (/səmθɪŋ/) は強勢がありません。ハグリッドは /m/ の後、/θ/ は舌を歯ではさみますが息は口からではなく鼻腔破裂のように鼻に抜いてしまっています。その後に /ŋ/ が来るので、息の流れを鼻→口→鼻と切り替えるのではなく、ずっと鼻から出すことでサボっています。舌は /θ/ の形にしているものの、鼻を「フン」と鳴らすように「サムフン」で済ませています。

全体的には「デスワンズベンハ バ バエサムフン」のような感じです。