Harry Potter and the Philosopher's Stone
Chapter 1 [00:01:49] "Ah, Professor, I would trust Hagrid with my life. " (Professor Albus Dumbledore)
with one's life: 命にかけて最初の “Ah, Professor,” の部分を除くと4小節になります。
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I ˈwould |
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ˈtrust |
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ˈHagrid |
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with my ˈlife |
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/ |
aɪ ˈwʊd |
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ˈtrəst |
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ˈhægrɪd |
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wɪð maɪ ˈlaɪf |
/ |
普通、”would” には強勢を置かないことが多いのですがここでは強勢を置いています。
この “would” はダンブルドア先生の「意思」を表しています。「自分はハグリッドのことを信頼しているんだ。」ということを強調するために強く発音をしています。
“life”
“life” の /l/ は “McGonagall” や “Dumbledore” の /l/ とは異なる2つ目のバリエーションの /l/ です。
まず、これらはどのように違うのでしょう?
“McGonagall” の /l/ では舌は低い位置から歯茎に向かって反り返らせ、「アル」と言うように発音をしました。
“life” の /l/ は舌は平のまま、口の奥から前に向かって舌先を歯茎に押し付けます。舌の両横に空気の通り道を作り、そこから空気が流れるようにします。舌を平らな形にするために、唇は横に引いて奥歯の表面を見せるようは気持ちで発音をするとやりやすいです。
次に、どのようにこれらを使い分けたらよいのでしょうか?
大雑把は分け方になりますが、子音の前や語の最後では舌を反り返した /l/ になります。
一方、母音の前では舌を平らにした /l/ を使います。
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/l/ の位置 |
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舌を反り返した /l/ |
子音の前、語の最後 |
McGonagall, bell, pool, milk, film |
舌が平らな /l/ |
母音の前 |
life, lean, look, long, million |
母音でも “long” の /ɔ/ のように舌の奥が下がる母音の前では舌が反り返った /l/ になることがあり、特にアメリカの英語ではその傾向が強いです。
大雑把に舌が反り返ったものと平らなものに /l/ を分類しましたがそれらは両極で、状況に応じて両方の中間のバリエーションが無限にあります。