Harry Potter and the Philosopher's Stone
Chapter 1 [00:02:14] "No problems I trust, Hagrid?" (Professor Albus Dumbledore)
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ˈNo |
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ˈproblems |
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I ˈtrust, |
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ˈHagrid. |
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ˈnoʊ |
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ˈprɒblemz |
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aɪ ˈtrəst |
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ˈhægrɪd |
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ここであえて説明が必要なものがあるとすると “problems” の発音です。
/ɒ/
/ɒ/ は /ɔ/ よりも更に口を開き舌の位置を下げた音です。
日本語では「プロブレム」ですが、「オ」よりはほとんど「ア」に近い音になります。
日本語の「ア」と比べると舌の奥のほうをもっと下に下げ、その結果、喉が開いた形になります。
“Bob”、”body”、”boss”、”Boston”、”box” などカタカナにもなって「オ」段で表現されているものがたくさんありますが、多くは /ɒ/ つまり「ア」段に近い音です。
”problems”
リズム的には「パベムズ」と言う感覚です。
/r/ と /l/ はその前の音、すなわちそれぞれ /p/ と /b/ を発音するために唇を閉じたときに舌の位置を準備してしまい、破裂させて唇から外に流れる出る息を使って発音してしまいます。
/p/ は破裂させた後、少しの時間、空気が外に流れる時間を作ってから声帯を震えさせはじめ (つまり、声を出し始め)、舌を /r/ の位置から /ɒ/ の位置に移動させます。