I-12-1500

Harry Potter and the Philosopher's Stone


Chapter 12 [00:47:08] "Dismal. Once again, my request to join the Headless Hunt has been denied. " (nearly headless Nick)

dismal: 憂鬱な、散々の

Once aˈgain, my reˈquest to ˈjoin the ˈHeadless ˈHunt has been deˈnied.

強く発音するところではニコラス卿は体を揺すったり目を開いたりします。興味深いですね。口だけでなくて体の他の部分や全身を使って練習をしたほうが英語のリズムを身につけることができるのかもしれません。

強勢のある単語は again, request, join, Headless, Hunt, denied です。

Once (/wəns/) /n/ は舌を歯茎に付けてくださいね。次の again と連結して「ワンツァイン」のような発音になります。again /n/ も舌を歯茎に付けなければならないのですが、次の my /m/ と同化して唇を閉じてしまっても大丈夫です。

ˈHeadless ˈHunt has been deˈnied. の部分は「ヘドレスンタズベンデナエ」のようになります。Headless /dl/ 側面破裂を使います。has been は「ハズ ビーン」ではありません。完了形と受動態を表す機能語なので強勢はなく、前の Hunt と結合して「ハンタズベン」のように発音します。

ニコラス卿はなぜ首が切れているのか?多分、斬首刑で処刑されて幽霊になったからでしょう。

フランス革命でルイ16世とマリー・アントワネットはギロチンで処刑されていますが、その前、おそらく剣か斧のようなもので斬首されて首の皮一枚残っています。処刑人が下手くそだったのです。

Headless Hunt は「首なし狩りクラブ」と日本語には訳されていますが、斬首刑にされた幽霊たちが結成しています。ニコラス卿が Headless Hunt に入れてもらえないのは頭と胴体が完全に切断されていないのが理由だそうです。

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