Harry Potter and the Philosopher's Stone
Chapter 13 [00:50:24] "Oh, thank you for that assessment, Mr. Weasley. Perhaps it would be more useful if I were to transfigure Mr. Potter and yourself into a pocketwatch? That way one of you may be on time. " (Professor McGonagall)
if 〜 were to: もし仮に〜するとしたらPerˈhaps it would be ˈmore ˈuseful if I were to ˈtransfigure Mr. ˈPotter and yourˈself into a ˈpocketwatch?
if A were to 〜 も「仮定法過去」の一種です。現在の事実と異なることを仮定・想定するときに使います。単純に if I transfigured とするのではなく were to をはさんで if I were to transfigure とすることによって、実際に起きる可能性はより小さいことを表すようにします。
マクゴナガル先生にとってはハリーやロンを懐中時計 (pocketwatch) に変えてしまうことくらいは容易いことでしょう。「そんなくだらない魔法を使うつもりは無いけれども仮にやったとしたならば」というニュアンスかと思います。
would は「単純未来」とよばれ、「〜だろう」ということを表します。/wəd/ と強勢は置かず、動詞の前にちょこっと挿入されているのが慣れるまではわかりにくいのですが、頻繁に使われる表現です。it would be (/ɪtwədbɪ/) はいずれの単語にも強勢はなく「イウベ」のように非常に短く発音されます。
このように短く曖昧にぼやかされるパターンに慣れると聞き取りの能力は格段に上がるし、逆に上手に真似ることができるようになると英語らしく発音をすることができるようになります。
That way one of you may on time.
that way はここでは「そのほうが、そうすれば」という意味です。