Harry Potter and the Philosopher's Stone
Chapter 4 [00:15:44] "He will not be going, I tell you. We swore, when we took him in, we'd put a stop to all this rubbish." (Uncle Vernon Dursley)
put a stop to: 〜にストップをかける、〜を終わらせる、〜に切りをつけるrubbish: 馬鹿げたこと、ナンセンス
take in: 引き取る
We ˈswore, when we ˈtook him in, we’d ˈput a ˈstop to all this ˈrubbish.
「この馬鹿げたことは全部お終いにするって、この子を引き取ったときに誓ったんだ。」
we’d は we would の短縮で、would はここでは意思を示す will の過去形です。ダーズリー夫妻は「こんなことはおしまいにする。」と誓うわけですが、それはハリーを引き取った時、つまり過去なので will が過去形の would になります。
ちょっと順番が入れ違っているのも聞き取りを難しくしているかもしれません。きれいに整理すると We swore we’d put a stop to all this rubbish, when we took him in. です。
when we took him in の部分は We swore と we’d put a stop to all this rubbish と比べると微妙なのですが私には音程が下がって聞こえます。ややこしい言葉と使うと「従属節」ということですが、when we took him in の部分は付け足しであることの手がかりをバーノンおじさんは音程を下げることで知らせてくれているのだと思います。
発音は /wɪˈswɔ wenwɪˈtʊkhɪmɪn wɪdˈpʊtəˈstɔptəɔlðɪsˈrəbɪʃ/ です。
swore の /ɔ/ は「オ」と「ア」の中間の音です。
when we took him in の when は非常に弱く、ほとんど「ン」くらいにしか聞こえません。took him in は連結していて、/h/ はここでは完全に抜け落ちてはいませんが「トゥケメン」くらいのリズムです。
we’d の /d/ は次が /p/ で破裂音が連続するため脱落します。
put a stop の部分は「プラスタ」のように聞こえます。put の /t/ は舌で歯茎を叩く音です。stop の /p/ は次が to で破裂音が連続するので脱落します。
最後の to all this rubbish の部分は「トゥアルデェスラベシュ」のような感じです。