Harry Potter and the Philosopher's Stone
Chapter 11 [00:40:49] "It's not real, the ceiling. It's just bewitched to look like the night sky. I read about it in "Hogwarts, A History"." (Hermione Granger)
It’s ˈnot ˈreal, the ˈceiling.
ハーマイオニーは早口です。一つ一つ見ていきましょう。
最初の文は not,
real, ceiling の3つの単語に強勢があります。「イッツナレアルザシーリン」のように聞こえます。
ceiling (/silɪŋ/) は天井です。/s/ と /ʃ/ はきちんと区別することができていますか?ここは /s/ の方です。/i/ と /ɪ/ の違いにも気をつけてください。
It’s just beˈwitched to ˈlook like the night ˈsky.
2つ目の文で強勢がある単語は beˈwitched (後ろの音節), look, sky の3つです。
bewitched の最後の /t/ は次が to であるために省略されてしまいます。look, like のそれぞれの /k/ は息を口の奥で止めるところまで、破裂をさせないとハーマイオニーのように速く喋りやすいでしょう。全部をつなげると「イッツジャスベウェッチトゥルライザナイツカイ」のような感じです。
bewitch は「魔法をかける」です。最初の It は天井のこと。「夜空のように見えるように魔法がかけられているだけ。」です。
I ˈread about it in “ˈHogwarts, A ˈHistory.”
read about it in の部分が連結されていて聞き取りにくいかもしれません。「アレダバウテテン ホグワーツ アヘストレ」のような感じです。
“Hogwarts, A History” は本の名前です。it はここでも天井とその魔法のこと。「わたし、読んだことがある。『ホグワーツの歴史』で。」です。