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Harry Potter and the Philosopher's Stone


Chapter 13 [00:51:17] "I can tell you how to bottle fame, brew glory and even put a stopper in death." (Professor Snape)

glory: 栄光、名誉
stopper: 止めるもの、妨害物

この文章は文学的すぎて、もはや英語云々の問題ではありませんね。

how to は「〜する方法」でしたね。「名声をビンに詰め (bottle fame)、栄光を醸造し (brew glory)、死にですら栓をする (even put a stopper in death) 方法を教えてやることができる (I can tell you)。」何を言っているのやら、正直なところ私にはわかりません。

瓶に詰めて醸造するわけですから、ワインやシャンパンを作るのに似た製法なのでしょうか。あんなに大きな瓶ではないでしょうけれども。stopper は魔法の薬を醸造するためのその瓶の口を塞ぐ栓のことだと思います。

ちなみに tell は「教える」です。「教える」で思い浮かべるのは teach かもしれませんが、teach は技術や知識、学問などを「教える」ときに使います。情報を単純に伝えるようなときは tell を使います。「道を教える」ときは teach ではなく tell を使います。「教える」ときに tell を使うべきケースはかなり多いので覚えておいてください。

この文章だけを取り上げると teach を使ったほうが正しいような気もします。しかし、この直前の文章で teach を使ってしまったのでスネイプ先生はあえて tell を使ったのだと思います。同じ単語を何回も繰り返すのはあまりカッコよくないからです。

この映画のタイトルにも入っている philosopher’s stone とは何でしょう?

中世ヨーロッパの錬金術師は「ある特定の物質」を調合することで金を作ることができ、また、これを飲めば不老不死の薬になると考えて探し求めました。その「ある特定の物質」を philosopher’s stone と呼びました。多くの錬金術師が何百年かけてもできなかったことをスネイプ先生はできるのです。

おそらくこれは映画のタイトルを想起させるセリフです。