Harry Potter and the Philosopher's Stone
Chapter 23 [01:39:05] "The philosopher's stone is the legendary substance with astonishing powers. It will transform any metal into pure gold and produces the elixir of life, which will make the drinker immortal. " (Hermione Granger)
elixir: 万能薬、不老不死の薬immortal: 不死身
The philosopher’s ˈstone is the legendary ˈsubstance with astonishing ˈpowers.
「賢者の石は驚異的な力を持った伝説の物体だ。」
philosopher’s stone、legendary substance、astonishing powers はいずれも後ろの単語が名詞で前の単語はそれを修飾するものです。気持ちですが後ろの名詞のほうに強勢をおいて、「the philosopher’s ˈstone」、「is the legendary ˈsubstance」、「with astonishing ˈpowers」の3小節で発音をしましょう。
1小節目の最後の stone は /n/ で終わるので舌は歯茎に付いた状態になっています。2小節目の is は「エズ」ではなくて「ネズ」のように発音しましょう。
substance の /n/ も舌が歯茎に付きます。このため、次の /s/ を発音するときに弱くですが破裂音 (/t/) が入ります。「サブスタンス」ではなくて「サブスタンツ」と発音しましょう。
3小節目の with astonishing の部分は連結して「ウィザスタネシェン」のような発音になります。
powers の /p/ は強勢があるので、破裂させた後、母音の /aʊə/ の前に空気が流れる時間ができるように注意してください。
It’ll ˈtransform any ˈmetal into pure ˈgold and proˈduces the ˈelixir of ˈlife, which will ˈmake the ˈdrinker imˈmortal.
「それ (賢者の石) はあらゆる金属を純金に変え、また不老不死の薬を作る。不老不死の薬はそれを飲んだ者を不死身にする。」
It’ll (/ɪtl/) の /tl/ の部分は側面破裂です。舌を歯茎に付けたら舌先は離さず、両横で破裂をさせて /t/ の音を出します。
transform の /tr/ は後ろの /r/ につられて /t/ を発音する場所は後ろに下がり「チュランツォフォム」のようになります。/ns/ の部分ですが、/n/ は舌を歯茎に付けるので次の /s/ を発音するために舌を歯茎から話したときに [t] の音が出てしまいます。
metal の発音記号は /metl/ です。つづりでは t と l の間に a がありますが、これは発音はしません。従って、ここも側面破裂です。any metal into pure gold の部分は「エネメトゥレントゥピュアゴウルドゥ」のような感じになります。
and の /d/ は次の produces が /p/ で始まり破裂音が連続するため省略してしまいます。そして、/p/ を発音するために唇を閉じるので /n/ がつられて唇を閉じた鼻音に変わり [əm] になります。produces の pro (/prə/) の部分は /p/ のために唇を閉じたときに舌は /r/ の位置に置き「パ」と発音をします。and produces the elixir of life の部分は「アンパドゥセゼエレクサアヴライフ」のようになります。
immortal の最後の /tl/ も側面破裂です。