Harry Potter and the Philosopher's Stone
Chapter 14 [00:57:00] "If I see a single broom in the air, the one riding it will find themselves out of Hogwarts before they can say "Quidditch."" (Madame Hooch)
この文章は「仮定法現在」です。「仮定法過去」は現在の事実と異なることを仮定・想定する、どちらかいうと妄想に近いのですが、「仮定法現在」は起きる可能性がもっと高いときに使います。
「仮定法過去」は「〜だったら良かったのに」というような場合であったり遠慮がちにものを言うときに使うのに対して、「仮定法現在」は「〜だったらこうするよ」という提案であったり「〜だったらこうなるぞ」という警告であるときに使います。
「空を飛んでるホウキを一本でも見つけたら (If I see a single broome in the air)、それに乗ってる生徒は (the one riding it) 『クィディッチ』という言葉を口する間もなく (before they can say “Quidditch”) ホグワーツを退学になった自分を見つけることになるだろう (will find themselves out of Hogwarts)。」
この文章は警告です。日本語に直訳すると回りくどいですけれど、要するに「ホウキに乗って飛んだら即刻退学にしますよ。」です。