Harry Potter and the Philosopher's Stone
Chapter 30 [02:15:04] "Relax, dear boy. The stone has been destroyed. My friend Nicholas and I had a little chat and agreed it was best all round. " (Professor Albus Dumbledore)
all round: 全体的にThe stone has been destroyed.
英語のリズムには大分慣れてきたことでしょう。The ˈstone has been deˈstroyed. も The ˈstone was deˈstroyed. と同じく強勢は2箇所なので同じリズムで発音をします。has been は「ハズビーン」と発音しているとリズムに乗り遅れてしまいます。「ザストウナズベンデスチュロエド」のような感じで発音をします。
My friend ˈNicholas and ˈI ˈhad a little ˈchat and aˈgreed it was ˈbest all aˈround.
発音でちょっとだけ引っかかる箇所があるとしたら had a little chat の部分でしょう。little の /tl/ の部分は側面破裂を使います。/t/ を発音するために舌を歯茎に付けたら舌先は歯茎から離さずに舌の横側を破裂させて /t/ と /l/ を同時に発音します。「ハダレロ」のような感じです。
ダンブルドア先生とニコラスが会話をしたのは過去のことなので had a little chat と agreed は過去形です。it was best は agreed の内容を説明する「従属節」の文章なので、これも主節の agreed に時制を一致させて過去形にします。it はこの前の文章の the stone has been destroyed (石は壊した) のことで、石をなくしてしまうことが一番良かったことだということです。all around は「すべてのこと、万事に」です。