I-09-0200

Harry Potter and the Philosopher's Stone


Chapter 9 [00:30:22] "Blimey, is that the time? Sorry, Harry, I'm going to have to leave you. Dumbledore will be wanting his.... Well, he will be wanting to see me. " (Hagrid)


ˈSorry, ˈHarry, I’m going to have to ˈleave you.

going to の部分は /goʊɪŋtə/ ではなく /gənə/ と発音しています。

話し言葉で頻繁に使うのでご存知の人も多いでしょう。特にアメリカ英語では /goʊɪŋtə/ よりも /gənə/ が普通な感もありますが、イギリス英語で聞くことも珍しくはありません。つづりも gonna と書かれることすらあります (よほどくだけた手紙やメモ以外では、まだ、書くときは going to としたほうが無難でしょうけれども)

類似したもので、want to も特にアメリカでは頻繁に /wənə/ (つづりは wanna) と発音します。/gənə/ /wənə/ はよく使うので覚えてください。

I’m going to の部分は長いわりには強勢がないので早口に聞こえますが、「アエムガナハフタヴユ」というリズムです。

/goʊɪŋtə/ /gənə/ になるのも「同化」の結果であると考えられます。

/t/ が周囲の音につられて弱音化する → /goʊɪŋdə/

後ろの /t/, /d/ の影響で /ŋ/ を発音する位置が歯茎に移動する → /goʊɪndə/

/d/ の破裂が曖昧になって鼻音化する → /goʊɪnə/

母音が曖昧になる/gənə/

から ④ まで順を追って進化をしたというわけではありません。人それぞれでサボるところが違っていて、今でも ①〜④ までのいずれもが (更に他のバリエーションも) 使われることがあります。

Dumbledore will be wanting his…. Well, he will be wanting to see me.

will be ing」は未来進行形といいます。普通の未来形と比べると、未来の特定に時点 (例えば何日の何時) のことを表します。ハグリッドはハリーには何となくはっきりと話たくなさそうですし時間も特には言っていませんが、ダンブルドア先生と会う段取りが既に整っていることをほのめかしています。