I-16-1600

Harry Potter and the Philosopher's Stone


Chapter 16 [01:05:22] "One of a wizard's most rudimentary skills is levitation, or the ability to make objects fly. " (Professor Flitwick)

levitation: 空中浮遊
rudimentary: 基礎の、基本の

ˈOne of aˈwizard’s ˈmost ˈrudimentary ˈskills ˈis ˈlevitation,

フリットウィック先生はゆっくりと話してくれているので、速すぎて聞き取れないということはないと思います。

最初の One of a wizard’s で強勢があるのは One wizard’s です。単語を続けて発音するので「ワノバウィザズ」のようになります。

a wizard’s s は「魔法使い」と所有格を表すものです。

one of (「〜の一つ」) という言い回しは英語ではよく使います。「〜」の部分は複数形の名詞ですが、主語自体は one (その中の一つ) で三人称単数です。動詞はここでは is になります。

「魔法使いの最も基礎的な技能 (a wizard’s most rudimentary skills) の一つが (one of) 空中浮遊である (is levitation)。」です。

or the ability to make objects fly.

ここで取り上げておきたいのは objects (/ɒbdʒɪkts/) の発音です。/kts/ が連続するときは真ん中の /t/ が脱落して [ks] になることがよくあります。

映画などの SFX (特殊効果) は何を省略したものかご存知ですか?Special Effects を省略したものです。S Special の最初の S です。そして、FX effects そのものです。/ɪfekts/ /kts/ の部分は /t/ が脱落して、[ɪfeks] つまり「エフェクス」になるのです。

objects /t/ は取り除いて、「アブジェクス」で構いません (/b/ も次に /dʒ/ が続くので唇は閉じるだけ、破裂はさせません)。他に acts depicts などもこの類です。acts axe は発音は同じです。

make は使役の動詞です。make … は「に〜させる」という意味で使います。「つまり (or)、ものを飛ばさせるための (to make objects fly) 能力である (the ability)」です。

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