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Harry Potter and the Philosopher's Stone


Chapter 29 [02:11:19] "All I ask is for something in return. That's it, Harry. There is no good an evil. There is only power and those too weak to seek it. Together, we'll do extraordinary things. Just give me the stone. " (Voldemort)


All I ask is for something in return.

ひとつ前のセリフは We can bring them (your mother and father) back. (お前のお母さんとお父さんを連れ戻してやってもいいよ。) です。

このセリフは「そのお返しにちょっとだけ頼みたいものがある。」です。something の前の for in return for (〜のお返しに) for が前に出てきたものです。All I ask is (私が望むすべてのことは〜だ) は「たったこれっぽっちのことで両親を生き返らせてやるんだから悪い話じゃないだろ?」といったニュアンスです。

That’s it, Harry.

どうしてハリーのポケットから出てきたのでしょうかね?これが Philosopher’s Stone (賢者の石) のようです。それと両親を交換しようということですね。

There is only power and those too weak to seek it.

those はここでは一般的な「人」のことです。too to … は「あまりに〜で…できない」です。中学校で習いましたね。関係代名詞と be 動詞が省略されていて those who are too weak to seek it (power) は「弱くて権力を求めることができない奴ら」です。

ヴォルデモートくらいになってしまうと何を考えているんだかさっぱりわかりませんが、「権力なんて簡単に手に入れることができるのに、みんな臆病な奴らばっかりでそうしようとしない。」ということでしょうか。

extraˈordinary (/ɪkstəˈɔdənerɪ/)

特に後半の /ˈɔdənerɪ/ の発音が難しそうですね。

/dən/ の部分は /ə/ は発音していません。/d/ のために舌先を歯茎に付けたら離さずに鼻腔破裂を使って鼻から「ン」と息を抜いてそのまま /n/ の発音をしてしまいます。

/ɔ/ は日本語の「オ」と「ア」の中間の音で「オア」と言う気持ちで発音をするとうまくいきます。その後は舌を歯茎につけて鼻から息を「ン」と抜いて /nerɪ/ を言います。この部分は「オアンネレ」のような感じ、前半の /ɪkstə/ を付け足すと「エクスチュラオアンネレ」のようになります。

直後の Just give me the stone (/stoʊn/) /oʊ/ は「オウ」ですが、日本人にとっては /ɔ/ と区別を付けるのに苦労をするようです。両方ともカタカナの「オー」に置き換えてしまうからでしょう。/ɔ/ は意識的に「オア」と言うようにしておいたほうが違いを身につけることができるようになるはずです。