I-32-0700

Harry Potter and the Philosopher's Stone


Chapter 32 [02:23:20] "Oh, listen, Harry, if that dolt of cousin of yours, Dudley, gives you any grief, you could always, um, threaten him with a nice pair of ears to go with the tail of his. " (Hagrid)

dolt: バカ
grief: 厄介、面倒

if that dolt of cousin of yours, Dudley, gives you any grief

dolt は「バカ、間抜け」です。of cousin that dolt を修飾して of yours cousin を修飾します。that dolt of cousin on  yours は「お前のいとこのあのバカ」です。

give grief は「〜に面倒をかける」です。なので、この部分は「お前のいとこのあのバカのダドリーがもしもお前に面倒をかけたら」になります。未来のことについて「もしもこうなったら」という場合は現在形 (仮定法現在) を使います。

you could always threaten him with a nice pair of ears to go with the tail of his.

could は「〜しても良い」という表現で、can に比べると丁寧な印象を与えます。you could always threaten him は「ヤツを脅しても構わない」です。

with a nice pair of ears with は「〜を使って」です。耳は2つなので a pair of で、皮肉を込めて nice (かっこいい) と言っています。to go with the tail of his は「ヤツの尻尾に似合う」です。ダドリーに尻尾があるわけありませんが、体型からいってブタの尻尾です。それに似合うかっこいい耳なので、「ヤツの耳をブタの耳に変えて脅してやれ」ということになります。

threaten (/θretn/) の最後の /tn/ 鼻腔破裂を使います。/t/ のために舌先を歯茎に付けたら離さずに息を鼻にフンと抜くことで破裂音を出し、そのまま /n/ を発音します。

最後に tail (/teɪl/) の発音です。強くゆっくりと発音をしているのでよりはっきりとしていますが、/t/ の発音に気をつけてください。強音の破裂音では破裂をさせてから声帯を振動させて母音を発音するまでの間に空気が口の外の向かって流れる時間を作らなければなりません。/t/ はポンと破裂する音を響かせるとともに、「テヘ」のような感じで発音をします。

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