I-01-0100

Harry Potter and the Philosopher's Stone


Chapter 1 [00:01:13] "I should have known that you would be here, Professor McGonagall." (Professor Albus Dumbledore)

should have 過去分詞: 〜するべきだった

音声の 4 つの要素

理屈を頭で一度わかっておくと英語のモノマネは上達が早くなるので説明をしておきます。

音声を語るときには4つの要素があります。それは音の「質・種類」、「高さ」、「長さ」、「大きさ」です。

    • 音声の「質・種類」とは「あ」なのか「い」なのか「う」なのか、あるいは「か」なのか「さ」なのか「た」なのか、要するに「質・種類」です。「音素」のちがいです。どの言語にとっても最も重要な要素であることは間違いありません。
    • 「高さ」の違いは「雨」と「飴」のちがいといえばわかるでしょう。あるいは「毎日、新聞を読む。」と「『毎日新聞』を読む。」の違いもどの音声を高く言うかによって生じます。
    • 「長さ」も文字通り、音の「長さ」です。「おばさん」と「おばーさん」の違いは「ば」の音の長さですが、意味も大きく変わります。
    • 「大きさ」も文字通り「大きさ」すなわちボリュームの違いといえばわかると思います。ところが、これは日本語でよい例が思い浮かびません。

英語のリズム

英語で大切なのは4番目の音の大きさです。
辞書の発音記号ではどの音節を大きく発音するべきか強勢の記号が書かれています。「ˈ」のことです。英語の文章では

    • 意味がある大切な単語の強勢を置くべき音節を強く大きく発音します。文章に現れる全ての単語の強勢が置かれた音節をおしなべて等しく大きく発音するのではなく、重要な単語の強勢が置かれた音節だけを大きく発音します。
    • これらの音節は大きく発音すると同時に長くそしてはっきりと発音されます。
    • 文章の中で強勢を置く音節は等間隔に現れるように発音されます。

音の高さは英語ではあまり重要ではありません。「これは肯定文ですよ。」という印としてセンテンスの最後で音程を下げたり、逆に「疑問文ですよ。」とか「まだ終わりじゃなくて続きますよ。」という印として最後に音程を上げたりしますが、それ以外は音程をあまり変えないでフラットに話すようにしたほうが英語らしく聞こえます。

日本人の癖ですが、強勢、すなわち、音声の大きさを音の高さに置き換えてしまう傾向があるように思います。英語らしく聞こえるようにするには、日本人はなるべく音の高さを変えず、意識的にフラットに話すように心がけるべきです。

英語では音声の長さも重要ではありません。強く発音する音節は長くはっきりと発音し、しかも等間隔に現れるように発音をします。その結果、強く発音をしない音節は必然的に短く曖昧に発音されるようになります。英語のリズムを実例で説明するので、練習しましょう。

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