Harry Potter and the Philosopher's Stone
Chapter 1 [00:01:13] "I should have known that you would be here, Professor McGonagall." (Professor Albus Dumbledore)
should have 過去分詞: 〜するべきだった「should + have + 過去分詞」は「〜しておけばよかった」、すなわち、やらなかったことをちょっと後悔する気持ちを表します。
最初から大変に難しい文法の文章が出てきてしまいました。でも、「あの時、もっと英語を勉強しておけばよかった。」とか、よく使う言い回しですよね。覚えてしまいましょう。
直訳をすると、「あなた来るだろうということを (that you would be here) 私は知っているべきだった (I should have known)。」ということでしょうか。
ダンブルドア先生が「知る (know)」のは過去のことですが、その時からするとマクゴナガル先生が「来る (be here)」のは未来のことなのでその前に would が入っています。
こんな大事な場面にマクゴナガル先生が来ないわけがないよね、来るに決まっているのだから、何もこそこそと一人で来ることもなかったという気持ちなのだと思います。
最初なのでいろいろなことを説明しなければなりません。大変に長くなりますが、辛抱して読んでください。
発音記号を書くときのお約束
|
I |
should |
have |
known |
that |
you |
would |
be |
here, |
professor |
McGonagall. |
|
/ |
aɪ |
ʃəd |
həv |
ˈnoʊn |
ðət |
jə |
wəd |
bɪ |
ˈhɪə |
prəˈfesə |
məkˈgoʊnəgəl. |
/ |
この文章を発音記号で書くと上のようになります。
次の 2 つのことは「このサイトで私が発音記号を書くときはこうしますよ。」というお約束です。
1. 発音記号 (正確には「音素記号」ですが) は「/」と「/」で挟みます。「/」と「/」で挟んであればそれは発音記号であることを表します。
2. 「ˈ」は「強勢」を表します。「ˈ」に続く音節は強く発音をします。
発音記号というのは大体は決まっているのですが、実は細かいところではバリエーションがたくさんあります。
ちなみに、私の使っている辞書では「強勢」は母音の上に「ˈ」を置いて /nóʊn/ (known) や /híə/ (here) のように表しています。私は強勢を表すために音節の前に「ˈ」を置いていますが、それは /ó/ や /í/ はキーボードから直接入力することができないからです。発音記号はただでさえキーボードから直接入力することができない文字が多いので、なるべくそれを減らしたいだけです。
みなさんが使っている辞書や参考書では違う発音記号を使っているかもしれません。